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アモバンVSルネスタVSハイプナイト!元祖~ジェネリックで効きは違うのか?

投稿日:2018年7月19日 更新日:

睡眠薬を使っている人、これから使おうと考えている人にとって、同じような成分の薬が複数あるとどれが自分に合っているのか判断が難しい、ということがあるかもしれません。

ここでは、即効性で人気の高いアモバンと、その改良版と言われるルネスタ、ルネスタの後発薬ハイプナイトについて、効果や副作用に違いがあるのか?どれがいいのか?を考えていきます。

アモバンとルネスタの違いとは?

睡眠薬の中でも、優れた即効性で入眠効果に定評があるアモバンとルネスタ。
どちらも非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、脳の働きを弱めることで眠りやすい状態へと促します。
アモバンの改良版がルネスタだと言われていますが、実際にどのような点が改良されているのでしょうか?

アモバンとルネスタの作用

アモバンの主成分は「ゾピクロン」、ルネスタは「エスゾピクロン」
どちらも脳の興奮や緊張状態を緩和させ、リラックスさせる効果があります。
ベンゾジアゼピン系と比べて抗不安作用や筋弛緩作用は弱まりますが、その分睡眠に特化した薬ともいえます。

どちらも効きの早さが特徴で、入眠作用はアモバンが服用後15~30分、ルネスタは25分ほど。
薬の作用時間は、半減期・成分の血中濃度が最大値に達してから半減するまでにかかる時間によって判断します。
アモバンはおよそ4時間、ルネスタは5時間。どちらも超短時間作用型に分類されますが、ルネスタの方が少しだけ長めということがわかりますね。

似た成分の薬ならどれを選ぶ?

薬のロットは少し異なり、ルネスタは1mg、2mg、3mgが販売されていて、アモバンには7.5mgと10 mgがあります。
薬の効力としては、ルネスタ3 mg=アモバン6 mg。
つまり、ルネスタはアモバンの倍の強さがあるということ。しかし、薬として服用するときにはルネスタの有効成分量が少ないため、効きが弱くなってしまいます。
たとえば、アモバン7.5 mgで眠れていた人がルネスタに変えようと思っても、3 mgを2錠飲んでもまだ足りない、ということ。

改良版というのは、“かつての半分の量で同じだけ効く“ということなんですね。

アモバンとルネスタの副作用

どちらも、苦味による味覚障害がもっとも起こりやすい副作用です。
服用後しばらくすると口の中に苦味が広がり、翌日まで続くことがあります。これはゾピクロンの特徴で、服薬した4%程度が唾液として排泄されるため。成分が体内からなくなるまで、苦味は続いてしまいます。
苦味に耐えられずに薬を変える人もいれば、ちょっと苦いけど気にするほどではないという人も。
ルネスタは成分量が半分なので、その分苦味の感じ方や継続時間が緩和されています。

副作用としてはほかにも、翌日の頭の重さや眠気、寝つくまでの健忘などが挙げられます。
健忘は物忘れのことで、服用後から入眠までのあいだに何をしたか覚えていないという記憶障害が起こることも。
知らないうちにお菓子を食べていた、友人に電話をかけていたなど、翌日になってハッとすることがあれば、それは副作用。
就寝準備を整えた安全な環境で、眠りたい時間の直前に服用することを心がけましょう。

アモバン、ルネスタ、ハイプナイト、効果はだいたい同じ!ならどれを選ぶ?

アモバンの改良版がルネスタ、ルネスタのジェネリック(後発薬)がハイプナイト
となれば、どれを選べばいいのか迷いますよね。

比較するとことがあまりない薬たちですが、ちょっとしたチェックポイントに目を向けて選ぶときの参考にしてみてください。

睡眠時間で選ぶ

いずれも服用から30分以内には効き始める、入眠効果に優れた睡眠薬です。
半減期は、アモバンが4時間でルネスタとハイプナイトが5時間なので、より長く寝たいという人にとってはルネスタ、ハイプナイトがおすすめ。(※「ハイプナイトを通販するなら3mg?ルネスタとの違いは」

しかし、「アモバンとルネスタの作用」でも記述した通り、ルネスタよりもアモバンの方が有効成分を多く摂取しやすいつくりになっています。
その分、アモバンからルネスタに変えるとなかなか眠れないと感じることがあるかもしれません。

買いやすさ(手間・価格)で選ぶ

睡眠薬は精神科や心療内科で処方してもらっているという人、個人輸入の通販サイトで買っているという人、両方をバランスよく活用している人、さまざまな人がいます。
では、不眠症を患っている人にとって、アモバン、ルネスタ、ハイプナイトのどれにメリットを多く感じられるでしょうか。

まず、アモバンを入手するには病院で処方してもらう方法のみ。向精神薬なので、投与日数制限が設けられていて、医師の管理が必要です。また、個人輸入はできません。
7.5mg/1錠あたり18.3円

ルネスタは病院処方と個人輸入、どちらも可能です。
3mg/1錠あたり98円

ハイプナイトは、日本では未承認のため個人輸入でのみ購入可能です。
3mg/1錠あたり72~98円ほど

価格を見ると、アモバンが群を抜いて安いですね。
処方薬なので診察代金や調剤費などが別でかかりますが、各種医療保険や自立支援制度をうまく活用すれば、かなりリーズナブルだと言えます。

ルネスタ比較的新しい薬なので薬価が高いですが、保険を使えば32円程度です。個人輸入は通販サイトによって価格に幅がありますが、1錠80~98円程度。
処方薬の方が薬価は安いですが、こちらも診察費、調剤費、通院に必要な交通費がかかります。
ルネスタもハイプナイトも、個人輸入の場合は通販サイトによって価格がまちまちですが、通院は必要ないので薬代金のみと考えれば、さほど高くはないと考える人もいるでしょう。

薬が安いのはアモバンやルネスタですが、医療費という点で考えると、通販で買うルネスタやハイプナイトもどっこいどっこいということになります。
手軽さでいえば通販購入できるルネスタ、ハイプナイトに軍配があがりますが、医師に相談ができないという不安が出るかもしれません。

これらの点を踏まえてお金や手間だけでなく精神的な負担を比べてみるのも、睡眠薬選びのひとつの方法ですね。

通販で買える!人気の睡眠薬ランキング

睡眠薬は病院で処方されるものと思っていませんか?
実は、通販でも購入OKな睡眠薬はたくさん。
中でも人気が高いのは、処方薬と同じ成分で作られたジェネリック医薬品(後発薬)です。
優れた入眠効果で不眠に悩む人をサポートしてくれると評判の睡眠薬をご紹介!

ルネスタ・ジェネリック(フルナイト)

睡眠薬ルネスタ・ジェネリックの写真

インドの製薬会社Sun Pharma(サンファーマ)社によるルネスタのジェネリック医薬品。
入眠効果に優れたアモバンの改良版として、少ない成分で効果を発揮するのが特徴です。
苦味が軽減され、より使いやすくなりました。
スピーディーに眠気が現れるので、入眠障害を抱える人に適した睡眠薬です。

エスゾピック

睡眠薬エスゾピックの商品

フィリピンのLloyd Laboratories社が開発したルネスタのジェネリック医薬品。
入眠作用の高さと、リーズナブルな価格で人気の睡眠薬です。
2mgと3mgが用意されているので、症状に合わせてチョイス可能。リピート率が高く、通販ユーザーからは高評価です。

ハイプナイト

睡眠薬ハイプナイトの商品

インドのConsern Pharma社によって作られているルネスタのジェネリック医薬品。
効きが早くキレもいいのが特徴で、なかなか眠れないという入眠障害で悩む人からの人気を集めています。
1mg・2mg・3mgとバリエーションがあるので選びやすいのもうれしいポイント。

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